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RESEARCH

部品依存関係に基づく大規模システムの運用管理支援法

ネットワークや情報システムの普及や需要の高まり、重要性の増加や仮想化などの技術によりシステムの構成は大規模かつ複雑になっています。そういったシステムは従来の少数の管理者での体制では、管理の手が足りないため水平分業のように複数の管理者をレイヤごとに分けて運用管理を行なっています。しかし、システムの構成が複雑なことや複数の管理者の熟練度合いの違いなどから、障害原因の究明や障害解析に用いるログファイルの管理、管理者の経験の差から生じる障害などの問題が起きています。

 

そのような問題を、システムを構成している部品と部品の依存関係を利用して管理者のシステム運用管理を支援する研究を行っています。

​非言語情報に基づく遠隔テレビ会議の活性化

近年、ネットワークの普及により会議室と遠隔参加者でのテレビ会議が利用される場面が多くなってきています。しかし、テレビ会議には以下のような問題点があります。

​ ・非言語情報(身振り手振り, 視線)があまり伝わらず、話の興味度が分からない

  →会議室だけで会話が盛り上がってしまい、遠隔参加者が孤立する

 ・ネットワークの遅延により、会話の衝突が起こってしまう

  →会議の目的があまり達成されない

この問題に対して、遠隔参加者非言語情報を用いて、会議室の参加者に気づかせるというアウェアネス(気づき)支援方式を提案しています。これにより、会議室の参加者が遠隔参加者へより注目するようになり、遠隔参加者発言割合貢献率が向上することが期待されます。このように、対面会議とテレビ会議との差を無くしていこうという研究を行なっています。

スマートグラスを利用した医療用コミュニケーション支援

大学の医学教育では、実臨床に近い医療面接と診断推論の実習指導が行われています。実習の現状は、以下のようになっています。

 ・実習生1人に対して指導医1人以上が担当している。

  →人的資源の活用効率が悪く、指導医の負担になる。

 ・振る舞い(頷きや身振り手振り、目線)について指導が必要な学生が多い。

  →実習中の振る舞いは自己認識しにくい。

そこで、スマートグラスとセンサーを用いた医療用コミュニケーション支援方式を提案することで、実習生に対して、即時かつ自動で、自分の振る舞いについて指導を受けることができ、指導医に対しては、複数の実習生に対して、遠隔かつ並行で指導を行うことを可能にする事で、患者とのコミュニケーションに関して効率的で質の⾼い教育が期待する研究を行っています。