12/6_3年生ゼミ
11月1日から始めた「プログラムはなぜ動くのか」の本を用いた輪講は、12月6日をもって最終章まで終わらせることができました。
第9章 OSとアプリケーションの関係
OSはアプリケーションが実行できる環境を提供しており、アプリケーションはハードウエアを直接制御せずに、OSを介して間接的にハードウエアを制御していることが分かりました。
第10章 アセンブリ言語からプログラムの本当の姿を知る
この章では、アセンブリ言語で用いられるオペコードの機能やオペランドの役割など基礎的な仕組みをしっかりと理解しておくと、より良いプログラムを作ることができるということを学びました。
第11章 ハードウエアを制御する方法
コンピュータシステムの基盤には、「割り込み処理」と呼ばれる実行中のメインプログラムより割り込んだプログラムを優先的に実行させる仕組みなどのリアルタイム性のあるオプション機能があり、この仕組みのおかげで効率的な作業が実現できているんだなと感じました。
第12章 コンピュータに学習させるには
この章は、機械学習についての内容でした。ある対象物を判別する機械学習には大量のデータが必要であり、「サポートベクトル」と呼ばれる大量のデータを分離する最適な境界を求めるために必要なデータからマージンが最大になる境界線を求める『サポートベクトルマシン』やPythonを用いた手書き文字の認識について学ぶことができました。
この本では、コンピュータの仕組みやプログラムの動作原理など以前学んだことはありましたが、曖昧なままで終わらせていたり、完全に忘れていたりした内容を復習することや新しい知識として習得することができました。このようなコンピュータに関する知識を深める輪講は終わりますが、人間誰しも一度学んだことを完璧に覚えておけるわけではないので、定期的に振り返ることも大事だなと改めて感じました。
B3 森国
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